なぜか年末になるとパソコンをいじりたくなる変な病気が出てくる。前年は衝動的にペン4＆WinXPマシンを自作したのだった。

今回は不満点を解消するための改良だけの予定だったが。。。。
今回の目的のポイントは3つ。

一つ目は最近USB接続形態が増えてきたこと。プリンタ、スキャナ、デジタルオーディオプロセッサ、CD-Rプリンタ、メモリカードリーダー、ネームランドなど。
ケース前面にUSBポートが無いので、その都度後ろに手を回して手探りで繋いでいた。とどめはUSB2接続のHDDを購入したこと。1G程度を転送しようとしたら死ぬほど待たされてしまった。

次の不満は音がうるさいこと。確かめたら電源ファンの音が一番騒々しい。夜に優しいマシンにしたい。

三つ目はDVDを見たい。
で、用意したパーツはUSB2の拡張ボードと、前面にUSB2のポートがあるPCケース。USBのポートは多いがUSB2は案外少ない。流用しようとすると煙が出てくると脅かされが、何とか静音設計の電源を積んだケースを見つけた。
DVDドライブは、CD-RWとのコンボドライブの掘り出し物を見つけた。

大晦日の夕方から作業開始したのだが、ケースの交換をするということは、マザーボードから配線など全部外さなければならない。
全く新しく1台組むのとほとんど同じ作業になってしまった。

旧ケースから前パーツを外し、新しいケースに組み込み終わったのは数時間後。トラブルもなく無事Windowsも立ち上がった。静音設計の電源、ケースファンのお陰で音も静か。空気の流れを試すために、ティッシュの切れ端をケース内のあちこちにかざしてみた。

なんだか複雑な風の流れ方をしている。調べてみたら、本来前面のファンで吸気し背後から排気するはずが、前面も背面も吸気している。これでは吸うだけで排気しないではないか。
これは、背面のファンを前後逆にして解決。ついでに前面のファンを停止させた。冬場はこれで十分だろう。

総額23,000円でDVDが見られ、外見は全く新品のマシンが完成。
しかもUSBポートは後面にUSB2が3個＋USBが4個（既存）＋前面USB2が2個。総計9個のUSBポートを備えた変なマシンが完成！