公開日:2002.10.02 最終更新日:2020.07.03
旅行や祭り見物に出かける前の情報収集にインターネットは実に便利なもので、見所や地図などホームページで無料で入手出来てしまう。
私も現地で利用できるようにプリントアウトして持って行くのだが、これが出先では思ったより使い勝手が悪い。A4で2~3枚なら折り畳んでポケットに入れたりバッグに放り込めばよいのだが、枚数が多くなるとそうはいかなくなる。
ホチキスで留めても風が吹くとバサバサするし、見たい箇所がすぐ開けないのだ。
また、最近私は自分のホームページをプリントして持って行くことにしている。足らない画像を補充したり誤りをチェックするためだ。
だが、こうなると該当地区だけプリントアウトしてもホチキスでは手に負えないほどの枚数になる
それで、試行錯誤を重ねて。完成したのが今回紹介する方法だが、案外便利なのでお暇な人はお試しあれ。
①現地のホームページや地図サイト、「尾張の山車まつり」内の地区別山車館などからホームページをプリンタで印刷する。
このときプリンタの印刷設定(プロパティ)でレイアウトを割り付けにする。つまりA4横サイズの用紙に2ページ分印刷するように設定するのである。右例はEPSON製のプリンタの例だが他社の場合も同様だろう。
②全て印刷したら、印字面を内側に二つ折りにする。
(枚数が少なければ印字面を外側に折って端をホチキスで留めれば以下の行程は必要ないだろう)
③1枚目の右半分の裏と2枚目の左半分の裏同士を糊付けする。(右例の写真では2と3を貼り合わせる)
全面に糊を付ける必要はなく四周だけでいいだろう。
糊の種類によっては乾燥するとゴワゴワするので、私はスティックタイプの固形糊を使っているが、手が汚れず作業性はよい。
これを枚数分繰り返して順次重ねていく。
④以上で一応完成だが、背表紙の部分が弱いので製本テープで補強するとグッと見栄えもよくなる。
畳の縁の補修テープ?も和風でいいかもしれない(ホームセンターなどにある)
A4の半分(A5)になるためコンパクトで、これくらいなら小さなバッグでも入ってしまうと思う。ホチキス綴じと違って厚さの制限はないし、ページも開きやすい。
難点は割付印刷することで文字が小さくなることだろうか。見づらいと思われるなら、割り付け印刷でなく、普通に印刷して同じように貼ってもいいだろう。内側に折ることによって、綴じ代が見えなくなることはないはずだ。
また地図なども同様に見開きにすれば見やすいだろう。私は山車運行図にポイントや時間などを赤で書き込んで使用している。
ホームページだけでなくパンフレットや資料も一緒に綴じ込んだら、自分仕様のガイドブックが出来て面白いかもしれない。
