公開日:2002.12.05  最終更新日:2020.07.03

今年の5月にADSLを契約してから半年、トラブルを我慢して使ってきたが業を煮やし光(FTTH)に乗り換えようと計画。工事依頼をしたのが1ヶ月前。申し込みは私のHPにある「総合案内所」から行った。
(ここから申し込むと、わずかながら尾張の山車まつりの運営費用となる。皆様もNTT関係のサービスに申し込む事があればご利用いただければ幸いである。お礼に尾張の山車まつり特製記念品進呈)

写真A クロージャー

写真A クロージャー

写真C

写真C

写真D キャビネット

写真D キャビネット

写真E 回線終端装置 青線がLANケーブル 黒線は電源 クリームが光ケーブルだ

写真E 回線終端装置
青線がLANケーブル
黒線は電源
クリームが光ケーブルだ

2週間ほど前だったろうか、近所の電柱に光ケーブルの灰色クロージャー(写真A)があるのを発見した。以前からあったのか、それともnovaのためにここまで引いてきたのかは定かでないが、ここから我が家まではあと50mほど。

そして、12月のある日ついに我が家に光ケーブルがやってきた。

工事は8時半に始まった。珍しモノ好きゆえ、会社を休んで工事を見物してやろうと思ったが、こちらはまだ寝起き。いきなりフェイントをかけられてしまった

思った通り写真Aのクロージャーにハシゴをかけ分岐してから、既存の電話線に沿って自宅前の道路まで引っ張ってくる。この間30分位か。
そして道路をまたいで数10mの空中を飛ばして我が家の2階外壁へ固定する。ケーブルを触らせてもらったが思ったより細い。聞けば被覆内のファイバーは更に細く0.25mmとの事。よくわからないが凄い。角度を付けて曲げると折れてしまうので、写真Cのように角は緩やかに曲げる。

設置する部屋の外まできたら、キャビネット(PD)を設置する。ここで室外用の黒い光ケーブルと、室内用のクリーム色の光ケーブルを接続しているのだ。
つまり、50m先のクロージャーからここまでは分岐などなく1本の光ケーブルが続いていることになる。そしてこの近辺ではまだだれも光を導入していないとのこと。

室内への引き込みはエアコンのダクト穴などを利用するらしいのだが、運悪く位置が悪くて、壁に穴を開ける事を許す。

建物に配管工事がしてあれば、外壁をぞろぞろ這わせたり穴を開けるみっともない事をしなくてもいいのだが、行き当たりばったりのnova人生ゆえ、こんなものである。

キャビネット近くから室内に入ったケーブルは5mほど壁を伝って、回線終端装置(ONU)に結線される。光の結線は素人には手に負えないので、余線をお願いすると、渋々3mほどクルクル巻いて残してくれた。
これで、将来パソコンの位置を変えたくなっても、移動が可能になるわけだ。だが、後でよく考えたらLANケーブルで調節すればいいのだから無意味だったかもしれない。

ここまでで一通りの工事終了。持参したノートパソコンと終端装置をLANケーブルで接続して局と連絡しながら何やら計測。意味不明だが-26.12dBとか言ってるが、とりあえずは私には関係なさそうだ。

そして「90メガ」の声に、私は眼を輝かしたが、NTT局とのスループットだそうな。実際の回線速度とは違うらしいが、100MのFTTHで90Mならと何となく納得。

これにてFTTHの開通工事完了。この時点で11時30分だから丁度3時間の工事時間だった。

以下次回