公開日:2003.01.03  最終更新日:2020.07.03

ONUとパソコン直結にしてフレッツスクェアで回線速度を計測すると、39.7Mbps。しかしルーターを接続してプロバイダ経由だと3.3Mbps。
もちろん接続先が違うので単純な比較は出来ないが、100MbpsのBフレッツが3.3Mbpsではあまりに情けない。もちろんこれが光の実力とは毛頭思っていないので、原因を調べてみる。

詳細は述べないがどうやらメルコの無線ブロードバンドルータ(WLAR-L11G-L)が犯人らしい。ルーターの性能がFTTHの速度にマッチしていないようだ。購入してまだ1年しか経っていないが、何せ設計が古くルータ内のスループットが遅い。
どんな高性能スポーツカーでも道路が渋滞していてはスピードが出せない道理。

対応策は二つ。一つは有線ルーターを買い増して、現在のメルコのルーターは単なる無線アクセスポイントとして再利用する。
もう一つは、FTTH対応の無線ルーターに買い換えてしまう。

メルコの無線LANは国内トップシェアで、入門用としても設定がわかりやすいと評判もいい。だが、私にはどうもフィーリングが合わなかった。取扱説明書もホームページも痒いところに手が届くように見えて、実は痒くないところばかり掻いてくれて、本当に痒いところは無視されてしまうような気がしてならないのだ。

そんな訳で、勿体ないようだがメルコのWLAR-L11G-Lには引退願うことにして、スループット性能&メーカーの信頼性+値段のバランスを考え、NECのWB7000Hに決定。

セットアップは何のトラブルもなくあっけなく完了。(メルコの時は悩んだのに。。。)
回線計測サイトで速度を測ってみると、いきなり37.0Mbps(4624kB/s)。
おっと、今までの10倍以上の速度が出ている計算。これはウイルスバスターは常駐したままであるし、RWIN値などもデフォルトから変更していない状態での数値。設定をあれこれいじればまだまだスピードアップするだろうが、これ以上早くても自己満足以上のなにものでもない。実用上はこれで十分過ぎるのだから。
試しにWindowsXPのServicePack(134Mb)をダウンロードしてみたら42秒。やはり十分早い。

予算の都合で1階のパソコンはメルコの無線LANアダプタのまま。違うメーカーなので危惧したのだが、これも拍子抜けするくらい問題なく使用できている。(こちらは無線の制約で3.5Kbpsとやや遅いが)
これにて光ケーブル導入完了。