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山車蔵・サヤ
山車倉、山車蔵、サヤ、鞘蔵、保管庫、格納庫、納庫、郷倉、車小屋など呼び方はその土地によって様々です。サヤは知多型の山車で、祭礼前に組み立てられた知多型の山車を一時収納するための建物を指し、当初は仮設的なものだったようです。しかし、現在では年間を通し組んだまま保存されている山車(地区)もあります。
形状や建築材も様々で、地区によって特徴があり地域環境が垣間見えたり一つ一つが非常に変化に富んでいます。最近では老朽化や山車の保護の観点から古い山車蔵が新しく立て替えられるケースも多く、古き良き時代の面影が失われつつあります。
そんな山車蔵の写真を一同に会して見ると楽しいのではないかと思いこのコーナーを開設してみました。
ちょっと気になる蔵
このコーナーでは山車を保管する倉の呼称を便宜上、「山車蔵」、知多型の組み上げた状態で保管する倉を「サヤ」、解体した部材を保管するものを「蔵」、と標記しておりますが、その地区の呼称をそのまま使用している場合もあり敢えて統一しておりません。あしからず。
06-02-05追加の倉:半田市成岩東組、西枇杷島橋詰町、美浜町小野浦、挙母東町、田原新町他
名古屋市
東区
出来町天王祭
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古出来町 王羲之車

河水車と同じ通りのやや東側にある。
シャッターに書かれた達筆の「王羲之車」が印象的.格納庫前に余裕がある。 -
中之切 河水車

隣のマンションに寄り添うように建つ。周囲は住宅街。
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新出来町(西之切) 鹿子神車

交通量の多い出来町通りに面している。紋だけで山車名など書かれていないので、知らない人には山車が格納されているとは気づかないかもしれない。
筒井町天王祭
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湯取車

片寄ってシャッターがついているのが珍しい。一見工場か倉庫に見えるが、シャッターに書かれた特大の文字によってアピール。これだけ大きく「火気厳禁」と書いてあれば安心
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神皇車

両側をアパート・民家に挟まれ、いかにも窮屈そうな倉.扉付きのシャッター.向かいは小学校
屋根を解体して保管している
常滑市
小鈴谷地区
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小鈴谷 白山車

神社からは遠く離れており、細い坂道を登ったところに位置する。このロケーションが祭りの最後を盛り上げる。前方は広くなっており、老人憩いの家などが建つ。
大正7年建築
半田市
成岩地区
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北村成車

成岩4区公民館奧にあり、木製折戸と鋼製折戸の二重になった構造です。山車は台輪・堂山柱を組んだ状態で保管
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南組南車

木造瓦葺きの会館に併設される
