南組南車は、宝暦2年(1752)の創建以来、寛政9年、文化6年、明治14年と再建、改造が行われてきました。 彫刻は文化・天保年間に知多で活躍した立川和四郎富昌の檀箱「馬師王と龍」をはじめ幕末嘉永年間の瀬川治助重光の脇障子「松に鷹」等、また大正年間になると初代彫常の「力神」など彫刻師3人による時代を越えた競作となっています。
馬獅王と龍(羅真仙人)立川和四郎富昌文政年間
力神初代彫常 大正3年
五人囃子初代彫常 大正9年
(前)神武東征初代彫常大正9年
神武東征初代彫常大正9年
(奧)唐子と鶏瀬川治助重光嘉永4年
力神
費長房初代彫常大正初期
白羅紗地に龍の刺繍
緋羅紗地に昇龍・雲の金刺繍
南組では前棚の三番叟が奉納されます
木造瓦葺きの会館に併設される