公開日:2008.01.05 最終更新日:2020.07.06
パソコンの便利な機能に「検索」がある。これだけは人間がどんなに頑張ってもコンピュータにはかなわない。
検索で一番身近なのはやはりWeb検索だろうか。Yahoo!やGoogleなどで探したい語句を入力するとたちどころに全世界のホームページから抽出して画面に表示してくれる。
もしパソコンに検索機能がなかったら(検索サイトが存在しなかったら)パソコンやインターネットががここまで普及しただろうか。
話は変わるが、「尾張の山車まつり」をどうやって訪れたかその方法を調査してみた。
ある1ヶ月間の集計だが合計で37,340件。そのうち検索サイトを経由してきたのは6,160件だった。約16%の人が検索サイト経由で「尾張の山車まつり」のトップページにたどり着いたことになる。
残りの30,000件あまりは他サイトからのリンクかブックマークからと推定される。
その検索サイトの内訳はYahoo!が80%、Googleは7%、BIGLOBEとMSNが5%という結果だった。想像以上にYahoo!検索が多かったのだがなぜだろうか。私はGoogle党であるが。
さらにどんな言葉を検索して「尾張の山車まつり」にたどり着いたのかを調べてみると、
1位「山車」、2位「尾張の山車まつり」、3位「まつり」だった。ちなみに実際に「山車」をYahoo!で検索してみたら「尾張の山車まつり」は3番目に表示された。
他に「彫刻」「からくり」など定番ともいえる語句や「名古屋」「横須賀」「半田」など地名も多い。「名古屋 山車」のように複合検索されたのだろうか。
面白いのは「迷い猫」、「りかちゃん」とか「サンマ」なんてのもある。一体どうやってサンマの検索語から「尾張の山車まつり」に
……あ、記憶にあるような。
かねてより「尾張の山車まつり」にサイト内検索機能を組み込みたいと考えていた。
サイト内検索とは、ある一つの固有サイト内だけを検索することである。つまりメタボ状態の「尾張の山車まつり」の全ページだけを対象に検索が出来れば便利かなと思ったわけだ。
しかし以前からGoogleから提供されている簡易的なサイト内検索システムではうまくいかなかった。
実は「尾張の山車まつり」は3箇所のサーバーに分けて運営している。〔owwarino.jp〕〔dashi-matsuri.com〕〔asahi.ne.jp〕とそれぞれドメインも違うので、メイン部分・尾張の山車館・知多の山車館などそれぞれ別々に検索しなくてはならないから使い勝手は悪くなってしまう。
いや何十万円というお金さえ捻出出来れば不可能ではないのだが…
難題だと思っていたが、ひょんな事から一気に解決してしまった。
「サイト内を検索する方法をWebで検索」してみたのだ。文字で書くとややこしいが、「”辞書”という漢字が解らないので辞書で調べる」ようなものだろうか。
結果、マイクロソフトでWindows Liveという新しいシステムがヒットした。
試行錯誤を重ね、まだ満足はしていないが、多少のカスタマイズで検索機能を追加する目的は一応達せられている。
トップページの最下段に検索窓を設けてあるので既に試された方もおられるだろうか。検索したい語句を入力して虫眼鏡マークをクリックするだけなので使い方は簡単だと思う。
ただし、サイト内検索なので、検索されるのは「尾張の山車まつり」の中だけであるのをお忘れ無く。
下は国内の主な検索サイト
※2020年7月 上記のサイト内検索は利用できません
