公開日:2003.12.04 最終更新日:2020.07.03
D100は専用のリチウム・イオン(Li-ion)の充電池を使用する。Li-ionは継ぎ足し充電が可能で小型軽量であることから、デジカメの電源に適しているが、メーカー・機種により専用の場合が多い。
このD100のバッテリだが、カメラの省電力設計もあるのだろうか、1回充電すると私の無茶な使い方でも1日で使い切ることは出来ない。だから予備のバッテリなど必要ないのだが、A型人間の習性かそれとも過去の大食いデジカメのトラウマだろうか、予備がないと落ち着かないのだった。
オークションを見たら「新品ニコンD100用EN-EL3対応バッテリーが3,000円」。定価が8,000円だからなんと半額以下である。即決でゲットしたのは言うまでもない。
…が、しかし届いたバッテリをよく見ると何かが違う。(^_^;)
どうやらニコン純正品ではなく、台湾あたりで作られたバチモノのようだ。
オークションをよく見たら「新品ニコンD100用EN-EL3バッテリー」ではなく「新品ニコンD100用EN-EL3対応バッテリー」。なるほど、そういうことか。思わず笑ってしまう。
上下の写真で左側がオークションゲットのバチモノで右側がD100に付属していたバッテリだ。表面に「Nikon Li-ion BATTERY PACK」の文字がないのはすぐ判ったが、裏面も微妙に違う。
かたや「for Nikon EN-EL3」で純正は「Nikon EN-EL3」。
面白いのは中国製のバチモノが「Cells from Japan」とあるのに、ニコン純正は「MADE IN CHINA」。
中国製の中身のセルが日本製で、ニコン純正が中国製とうたっていること…(^_^;)
安っぽいパッケージにあったURLを頼りに調べてみたら、電池セルはパナソニック製とあったから信じるしかあるまい。
その他の外観は非常に似ている。外装樹脂の色艶が多少違うくらいだろうか。まあ形が違っていたらカメラに装着出来ないのだが。
まさか火を噴く事もなかろうとは思ったが、充電器にセットしたら難なく充電は完了。
以後現在まで、純正とこのオークションゲット品を交互に使用しているが、何の問題もない。電池の持ちも差は見られないようだ。もっとも1日フルに使ってもカメラの電池メモリはビクともしないのだから、厳密には違うのかもしれないが、それは体感出来ないのである。
ま、安い買い物だったということにしておこうか…
