沈胴レンズ保護のこと

 公開日:2002.08.21  最終更新日:2020.07.03

デジカメの多くは電源を入れるとググッとレンズがせり出してくる沈胴式のレンズを採用しているが、これは携行時のレンズ保護と省スペースの為である。
E5700もこの方式になっているのだが、ズームが広角側ではレンズは本体からわずかしかはみ出さない。しかし望遠端にすると随分飛び出してしまう。
この状態でレンズ鏡筒に前や横から衝撃を加えるとダメージを受ける可能性がある。私はこまめに電源を切るような事はしないので(シャッターチャンスを逃したくない)これはちょっと怖い。
そこで考えたのが、ワイドコンバータの取り付けアダプタ。これはボディにねじ込みレンズ回りを覆ってしまう。最望遠側では8mmほどレンズ先端が飛び出すが問題なかろう。保護用に常時取り付けて置くことにした。ワイドコンバータも手間いらずで取り付けられるのも良い。
だが、問題が2つ発生した。1つは専用カメラケースに入らなくなったこと。これはケースはあきらめてシリコンクロスにくるんでバッグに収納すればいい。
2つ目はちょっと難問で、付属のレンズキャップがはめられなくなった。アダプタの先端にはコンバータを取り付けるネジが切ってあるのだが、これが何と50mmというフィルタの規格にないネジ径なのだ。
仕方がないので自作することにした。望遠端でもキャップできるように二重底に設計したので、キャップにしてはちょっとゴツクなったがこれで一安心。

電源オフ

電源オフ

 電源オン

電源オン

 右が自作キャップ

右が自作キャップ