第6回 のっぽ

 公開日:2001.02.27  最終更新日:2020.07.20

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場所
刈谷市小垣江
コメント

山車蔵は以前このコーナーでも「山車の長屋」や「隠された山車倉」で取り上げましたが、この刈谷市小垣江の収納庫も実に個性的です。
写真をご覧になれば一目瞭然ですが、ビックリするほど背が高いのです。ひょっとして、タテに山車が2台収納出来るんではないかと思えるくらい。。。。。。。。。
聞けば高さはなんと9mだそうです。決して低くはない小垣江の山車ですが、頭上にかなりの空間があるのがおわかりでしょうか。犬山の車山も入ってしまいそうですね。

小垣江保存会に取材してみました。

  • この蔵の建設の際には半田・高山など各地を見学して参考にした。
  • 蔵の中で山車の解体・組立てを可能にした。
  • クレーンで上山だけ吊り上げる事も可能。

それで、この異様な高さにした理由ですが、
高い方が蔵内の温度に対して対処しやすいのと、階上部分を備品置き場に有効活用出来るからだそうです。(扉の上縁から上部が屋根裏収納庫になっているのですね)

それにしても、この蔵は撮りづらい。。。。。持っていたデジカメでは蔵が入りきりませんでした。それで、滅多に使わない一眼レフの24mm広角レンズで撮ったのですが、それでも正面からのアングルでは上部まで入りきりませんでした。