公開日:2001.08.09 最終更新日:2020.10.22
- 場所
- 名古屋市守山区大森「大森天王祭」
- コメント
山車の後ろで、二人が何やらガラガラ引っ張っています。竹に綱を通した物体のようです。
「勘ちゃん、コレ何だと思う?」
「トンボじゃないですか。まだ舗装がなかった頃に、これで車輪の跡を消していた名残」
「竹だぞ、軽すぎるよ」
「んじゃ、novaさんは何だと思います?」
「輪止め!突然山車が暴走してバックしてきても、これで止める」
「竹ですよ、軽すぎます」
後ろで会話を聞いていたストンさん
「腰掛けだよ。休憩のときに楫棒に引っかけて長椅子にする」
「折れたら、ストンと落ちるやつ?」
「・・・・」
はて、何だろう?気になって、祭り見物どころじゃなくなってきたぞで、聞いてみました
「これ何ですか?」
「さぁ~?」
もっとお年寄りに聞いてみよっと。
「これ何ですか?」
『子供がこの竹より前に行こうとしたら、パッと上げるんですよ』
「あ~、立ち入り禁止の柵ですか」
だけど、上げるタイミングが悪いとタマが潰。。。。。。。」この天王車は色々新発見があって楽しいです。過去にも2回このコーナーで何度も取り上げた「大森ハイテク天王車」ですが、この竹は昔からの伝承なのでしょう。
ところで、この竹(名前は無いそうです)、安全対策の割には案外危ないのをご存じですか?
夜、山車蔵の前でこの竹につまづいて、コケそうになったのが私!
だって山車ばっかり見て、下なんか見てないものな。。。。。。。。。。。

