公開日:2001.06.15 最終更新日:2020.10.22
- 場所
- 名古屋市東区出来町
- コメント
出来町天王祭が行われる出来町界隈のど真ん中を、縦横に走っているのがJR中央線です。線路は堀割になっているので、山車の運行には支障がなく、山車は橋の上を行き来します。
ある年の天王祭。三車の出合がある「できまちばし」近くでのこと。ここまでずっと真面目に山車を撮ってきたnovaさんですが、何やらひらめいたようで、ニヤニヤして突然ウロウロしだしました。
どうせ、『しずしずと橋の上を曳かれる山車と、下を走り抜ける電車!特急しなの号だったら、ラッキー!面白い場面だよな』などと考えているに違いありません。あの人の考えそうな事です。
丁度鹿子神車が橋の手前までやってきて小休止。novaさんも、すかさず両方が画面に捉えられる場所に移動して待機のようです。
が、電車は通っていくのに、全然動かない鹿子神車に待ちくたびれたのか、腰を叩きながら橋の欄干の袂にしゃがみ込んでしまいました。ところがしばらくすると、突然novaさん喜々として突然欄干に向かってシャッターを切り始めるではないですか。そして走り出して橋を渡った向こう側の欄干も!
で、満足したのかnovaさん山車の方に行ってしまいました。
一体あの人は何を撮っていたのやら、見に行ったら。。。。。。。。
そう、欄干に山車の絵があったのです(上の写真)。納得!だけど何か変。。。。そうだ!出来町の山車は3台なのに1台足りないよ。
ということは道路を渡った向こう側にも絵があるはず。novaさんに教えて上げなくちゃ!「novaさん、novaさん、向こう側の絵は撮らないの?」
「うん」
「どうして」
「だって、全部撮っちゃったら、『今週のアングル』1回分で終わってしまうけど、あれ残しとけば2回分できるもん」
「セコ。。。」
「だけどな、橋の欄干は4つだゾ。出来町の山車は3台だから、一つは河水車だと思うけど、残りの一つに何が描いてあるか気にならないか?」
「そういわれてみると、確かにそうですね」
「だから、今週のアングル見た人が次回を心待ちにするように仕向けるのさ」
「だけど、novaさん向こう側に渡ってないから、ホントは何が描いてあるのか知らないでしょ」
胸を張って「うん」
「何も描いてなかったら?」
「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。ボツ!」今後いつまでたっても「橋パート2」が掲載されなかった場合は、絵がなかったのだと哀れんでやってい下さい。
ところで、上の鹿子神車の絵ですが、どうして水引幕が無いの?私、本当に知らないので、次回あの橋へ行くのを楽しみにしています。知ってる人がいても言わないでね。絶対メールなんかしてはダメですよ。あれこれ想像を巡らしているのですから。

