第27回 背筋が寒くなる

 公開日:2000.08.02  最終更新日:2020.07.14

  • 第27回 背筋が寒くなる
場所
南知多町内福寺
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暑い日が続きますので、今回はちょっと涼しくなるお話を。気の小さい人は、決してお読みにならないように。
この写真は先週と同じ南知多町内福寺です。この力神は立川流の中野甚右衛門の作ですが、何だか変なものが写っています。ほら力神の右肩あたりをよくご覧になってください。人の手に見えませんか?(おい、おい。まさか)
私がコレに気が付いた時一瞬背筋が寒くなりました。それでも怖いもの見たさに拡大してみたのがこちらです。ボヤケていますが紛れもなく「手ですね、これは」

このときは数十枚撮りましたので、それらを全部拡大して調べてみましたが手が写っているのは、この1枚だけのようでした。

実はこの写真の内福寺の山車ですが、最近ずっと祭り曳かれずに倉にしまったままなのです。それだけならまだしも、車輪を外されて夏祭りの花車に転用されてしまい、動かすことさえままならない山車です。きっと、山車が「外へ出たい。外へ出たい!」と言っているのではないかと。。。。。

どうです?多少は涼しくなりました?

態度の大きさと、肝っ玉の小ささにはいささか自信のある私ですが、科学の時代にこれではいけない、撮影当時の状況を思い出すことにしました。

『あの日は、朝半田へ寄ってYさんとSさんといっしょに内海へ。。。。。』

『あっ!』

『Sさんだ!少し見える茶色の袖は確かにSさんに違いない』
しかしまあ、なんで体を隠して手だけ出して肩なんか撫でてるの?人騒がせな。。。

『覚えてろSさん、今度リベンジっ!』

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    ボヤっとしているが、手だ!...