公開日:2007.11.14 最終更新日:2020.07.06
最近ある事実を知った。
インターネットを見るときには、デスクトップのIE(インターネットエクスプローラ)のアイコンをクリックするのが一般的だ。そのことはまた別の機会に触れるが、多くの人がブラウザをパソコンの画面一杯(最大化)にして使用しているらしいということ。
私は今までブラウザをモニターの70~80%の大きさで使っていて、他の人もそうだとばかり思っていた。
縦方向はともかく横幅を広くしたホームページを余り見かけないのがその理由だ。ウインドウを小さくしておけば、その後ろに隠れたアプリやデスクトップのショートカットにもアクセスしやすいからだ。
いやそもそも、その考え自体が間違っていたのかもしれない。私のように5つも6つもソフトを起動したまま、ウインドウを切り替えているのはレアなケースなのだと。
しかし、多くの人がいつも最大化したブラウザで閲覧しているとしたら、ホームページのデザインもそれを考慮せざるを得ないだろう。
しかも、最近のパソコンはワイドモニターが主流になりつつあるから余計悩ましい。横800ドットの画面で見ても1600ドットのワイド画面で見ても破綻のないデザインでページを作る。至難の業じゃないだろうか。
ホームページのデザイン手法には、リキッドスタイルといってブラウザの幅を変えると文字や画像の表示領域も連動して伸び縮みするタイプと、表示領域を例えば横700ドットというように固定した方法が考えられる。
「尾張の山車まつり」ではそのページを更新した年代やら、情報の内容や見せ方、時にはその日の気分によって使い分けてきた。
例えば、今ご覧になっているこのページは固定幅で作られている。ウインドウ幅を広くしたり狭くしても、メインの部分はまったく変化がない。左右の余白が伸び縮みするだけだ。
このメリットはウインドウ幅が変化してもレイアウトが崩れないことだが、狭すぎると横のスクロールバーが出てしまうし、ウインドウ幅を広くすると横に空白領域が増えて間延びしてしまう。
このコーナーも少し前まではリキッドスタイルで作成していた。ウインドウ幅を広げたり狭めたりすると、文字がウニュウニュと連動して動く。このような文字数が多いページを最大画面で見ると、1行の文字数が増えて視線の移動量が増えることになって読みづらくなる。
最大化したブラウザ
ウインドウで見たブラウザ
今まで「尾張の山車まつり」のページ幅は600ピクセルから680ピクセルになるように作成していた。
これは一昔前のノートパソコンやデスクトップの解像度の低いモニターでも横幅がはみ出さないよう想定したからで、また印刷する際にもA4縦サイズ用紙に印刷出来るよう親切心?からだ。
しかし最近更新するページは、ページの幅を少し広くしている。お気づきだろうか。
モニターサイズが大きくなってきたせいもあるが、1ページの情報量を増やすことが出来るからだ。
それで、新しく更新するページは680~750ピクセル程度まで幅を広げてデザインしているのだが、困ったことにA4サイズで印刷出来なくなってしまった。(右側の一部が欠けてしまう)
大変申し訳ないが、もし印刷することがあるなら、A4横サイズで印刷するか、プリンタの設定にある「フィットページ」等の機能を使って縮小して印刷いただきたい。
また、IE6(インターネットエクスプローラ6)をお使いの方はIE7にバージョンアップする手もある。
IE7ならば印刷サイズに収まらないような状況でも自動的に縮小してくれるからだ。
