公開日:2011.07.24 最終更新日:2020.06.26
名古屋を中心に、東海地方に伝わる多くの祭礼には山車からくりが登場します。
7メートルもの頭上の山車の上で、面をかぶる、逆立ちする、太鼓をたたく、様々な動作をこなす人形の制作は、全て分解・組み立て式の手作りです。江戸中期に発達した日本の細工技術は世界でも最高レベルでした。
本展では現在数少ない「木偶師(でくし)」である二代目 萬屋仁兵衛氏が修復・復元を手がけた各地の祭礼用人形や新作人形を展示するとともに、からくりの仕組みもご紹介します。また、上海万博でも披露された、高さ3メートルを超える名古屋型からくり山車の1/2模型「童子車(どうじしゃ)」も登場します。
祭礼という特別な神事のときしか見られない人形を間近で見られる貴重な機会です。装束や顔の美しさなど細部までご覧いただければ幸いです。(企画展パンフレットより転載)
からくり実演
7月31日(日)14:00~ 木遣り・「三番叟」(要予約:35名)
8月21日(日)14:00~ 木遣り・「唐子遊び」(要予約:35名)
8月28日(日)14:00~ 木遣り・「唐子遊び」(要予約:35名)
作品解説
8月6日(土)14:00~
お囃子体験
8月20日(土)14:00~ (要予約:35名)
| 会期 | 平成23年7月30日(土)~9月4日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:00まで) |
| 会場 | 名都美術館(下記参照)→休館日等くわしくは美術館ホームページへ |
| 入館料 | 一般1,000円、大学生700円、高校生500円、中学生以下無料 |
