古出来町 王羲之車

王羲之車は、寛保年間に建造された山車(若宮八幡社の祭車か)を、文化2年(1805)に東之切が譲り受けたと伝えられます。
しかし、惜しくも戦災で多くの資料とともに山車が焼失したため、現在の山車は、昭和23年頃から山車・からくりともに新たに再建されたものです。
特筆すべきは、それが町内の人々による手作りで復興したことで、古出来町の人々の熱意には感動せざるを得ません。
天保年間から伝わる、「祭囃子」は名古屋市無形民族文化財に指定されています。
なお、愛知郡長久手町前熊の山車と名古屋市守山区大森の山車には、東之切(古出来町)から購入したとの伝承が残されています。確実な事はわかっていませんが、もしそうであれば、先々代の山車と言うことになります。

手ぬぐい

  • 古出来町 王羲之車

平成20年

  • 古出来町 王羲之車平成20年

平成23年
11-09-23追加

  • 古出来町 王羲之車平成23年11-09-23追加

七間町囃子

2018出来町天王祭後日~王羲之車・七間町崩し

戦前の山車