D70sからD200へ

 公開日:2006.08.18  最終更新日:2020.07.06

メインのカメラをD100からD70sに変更したのは昨年の6月だったが、その後昨年末にD100の後継機種であるD200が発売された。
予想されていたことでもあり、まさか半年で買い換える事は出来ないから私にしては珍しく冷静だったのだ。
多少のチープ感はあってもD70sの使い勝手に特に不満はなかったし、あとしばらくはD70sに頑張って貰おうと思っていた矢先のこと…

無論発売当初から情報収集は怠っていないので、予想以上の売れ行きでずっと品薄が続いていること。そのため半年たってもどのカメラ店も高値であることも承知していた。
ところがニコンのHPで時期中級機D80のティザー広告も始まったことから心が揺れ出したのだった。

興味を持ったので情報を収集してみると、「なんだD80はこの程度、ならD200の方が…
ただ、D80が発売されればD70sの付加価値が下がるのは必至。新型のほうが安くて何倍も高性能な日進月歩のデジカメだから、旧機種のデジカメほど始末に負えないモノはない。サブ機で使うならともかくデジカメを死蔵しても何もメリットはないのだ。数週間の差で何万円も違うことがある。

私の買い物はこんな感じで始まることもある。
ある日状況を探る為?に入ったのは全国チェーンの「カメラのキタ○ラ」だった。D70sの査定値が想定外の低さだったので、D200の価格交渉に入る前に「すみませぬ、その値段では愛機を売却する訳には参りませぬ」。
…と、店を出ようとしたのだが、店長の目を見ると「一発勝負しましょうか!」と言っているではないか。
量販店の相場から3万円以上も安い値段を提示されては、もうクレジットカードを差し出すしかないのだった。
しかしキ○ムラの価格体系って一体どうなってるの(^。^)
ただお気に入りだった17-70mmレンズだがD70sのキット同梱品のため、泣く泣く本体と一緒に手放すことに…

で、心の準備の出来ないまま懐に飛び込んできたようなD200だが秋まつりに向け現在調教中である。
肝心の画質は青みがかっていたD70Sとは対極にウオームトーンのD200は彫刻の木肌の描写にはよいものの、まだまだnova流の最適セット値を見つけるには時間がかかりそうである。
マグネシウム合金のボディはエンジニアプラスチックのD100やD70sとは明らかに違う感触で秒間5コマの連射もシャッター音が心地よい。
しかし18-200mmレンズを装着すると1.5Kgを超えてしまう重量は慣れるまでつらいかもしれない。