iPod shuffle

 公開日:2006.01.25  最終更新日:2020.07.05

平日は通勤で往復2時間、休日も車で出かけることが多いから、いかに車内を快適に過ごせるかは重要な事。
大抵はなにがしかの音楽が流れている。しかしMDはともかく車内ではCDは案外邪魔になるもので、ジャンルを問わず雑食である上に、流行に乗り遅れてはならぬとロクに聞きもしないCDまでいつの間にか車内に溢れてしまう。
車内に持ち込んだ枚数だけ、家に持ち帰れば増えない道理だが、つい面倒になってグローブボックスやアームレストなどに放り込んでしまうから車内の小さなモノ入れなどすぐに占拠されてしまう。

で…iPodです。ハードディスク内蔵ではなく一番安いiPod shuffleの中でも更に一番安い512MBモデルだからこれ以上安いiPodはない(^_^;)
チューインガム程度の大きさで重さ22gという軽量浮薄な筐体でしかないのに、この中におよそ120曲の音楽を保存することが出来るらしい。
車内で聞いたり、持ち運びも頻繁だからHDD内蔵ではないほうが安心だろうという計算。
このiPod shuffleをパソコンのUSB端子に差し込むとiTunesというソフトが起動して簡単にi-podに曲を転送出来てしまう。更にそのときUSBからi-podに充電もするから手間いらずで不精者の私には丁度いいようだ(^。^)
あとは車のオーディオ端子とケーブルで繋げば車内で音楽が聴けるという訳。
小さいからリモコン感覚で手で握って操作出来るし、操作ボタンも一つだけなので、手元を見ず済む。

だがやはり欠点もあって液晶パネルがないので曲名、曲番等が一切わからない。パソコンから取り込むときに覚えておかないと、一体どんな曲が流れてくるのか(^_^;)
アルバム2~3枚ならまだしも、フルに100曲以上入れておいたら何が入っているのか記憶不可能だろう。
まあ、カセットやMDでも同じなのだけど、これはラベルに書いておくことが出来るし曲数もたかが知れている。
そんなことはApple社は開発時からとっくにわかっていたのだろう。商品名にもなっているシャッフルモードを備えている。
どうせどんな曲が入っているのか覚えられないなら、シャッフル(曲順をランダムにバラバラに)して聞いて下さいと。
これはなかなかスリリングである。RollingStones、マイルスディビス、山車囃子、女子十二楽坊…さて次に何が聞こえてくるかと思うと(^。^)
もう一つの欠点は音が小さい事。ヘッドフォン端子から出力を取っているのだが、他のCDやAM/FMなどに比べると出力レベルが低いようなのだ。
だからiPodを聞くときはステレオのボリュームをいつもより何倍も上げて聞くのだが、下げるのを忘れてCDなど聞こうものなら車内はパニックになる…

接続はUSB端子に挿すだけ

接続はUSB端子に挿すだけ

車内のAUDIO端子

車内のAUDIO端子

どこに置こうか、ダッシュボードは不安定

どこに置こうか、ダッシュボードは不安定

シートの上とか

シートの上とか

コンソールの上

コンソールの上

もうひとつUSBフラッシュメモリにもなる。通勤途中に音楽を聴き会社でやり残した仕事はこのiPodに転送すれば家でも仕事が出来る。仕事大好き人間novaだからこんな嬉しい事はない(^_^;)
あれ?ま、まてよ、通勤途中は音楽を聴き、会社でホームページを編集してiPod にデータを転送。家に持って帰り家のパソコンからホームページを更新する事も…(^。^)

上位機種にiPod nanoがある。2GBで500曲入るという。こちらはカラーディスプレイを装備していて曲名が表示出来るのだが1.5インチ液晶では私には小さすぎるような。