メモリカード

 公開日:2003.03.01  最終更新日:2020.07.03

デジタルカメラの画像は、メモリカードというメディアに一時的に保存することになっている。いろんな種類があるが、私の場合コンパクトフラッシュというカードを使用する。もっともこれは好きなものを選べるのではなくデジカメの機種によって決まってくるのだが。

わずか数Cm角の小さな筐体に何百枚もの画像を保存出来る。メモリ容量は変わっても大きさは変わらないのが。不思議と思えなくもないが、これが技術の進化である。

右は私が所持するコンパクトフラッシュだ。128M+128M+64M+48M+48M+32M+30M+15M+8Mの9枚で合計500MBである。
手持ちのデジカメの高画質モードで300枚くらいは撮れるだろうか。

私が初めてデジカメを買ったとき一緒に買い求めたのが15MBのカード。80万画素のカメラだったので、これで30枚は撮れたし、画質にこだわらなければ200枚も撮れたのだ。。当時は48MBが最大容量だった記憶がある。当然ながら容量の大きいカードほど値段は高かった。
そしてデジカメも進化する。200万画素,300万画素、50万画素と順次買換えて来たのだが、画素数が大きくなると画像1枚あたりのメモリも多く消費する。つまり同じ容量のメモリでも撮影可能枚数が減ってしまうのだ。

その都度、懐具合と必要なメモリ量(1日で撮影する枚数)を天秤にかけ買い足してきた結果が10枚の色とりどりのカード。
これを祭りの撮影には全部持って行くのだ。最下段の3枚など撮れる枚数などたかが知れているのだが、ペース配分を間違えて夕刻にメモリが足りなくなる時は、これで案外助かったりする。

メモリの大きいカードから使って行くのだが、最後の方は容量が少ないカードなので頻繁に入れ替えなければならず忙しい事に相成る。

容量もメーカーもまちまちだが、性能も大きく差がある。ここでいう性能とは書込時間のことだが、1枚撮影後に次の撮影が可能になるまでの時間が長ければシャッターチャンスを逃してしまいかねない。早いのは1番上の3枚でハギワラのZシリーズである。少々高価だが、間抜けなカードより倍以上は早い。

そして、先日入手したのが右のド派手なメモリカード。Transcend(トランセンド)の256MBである。聞き慣れないメーカーだが性能は高いらしいという評判で購入してみた。
体感でハギワラZシリーズと同等か、多少早いかなという高性能。これでハギワラより3,000円以上安いのだから、相当コストパフォーマンスは高い。
あと256MBを1枚買えば上の10枚は必要ない計算。
本当は1GBのカードが欲しいのだが4万円以上してはさすがに手が出せぬ。1GBあれば1日中撮りまくっても余裕だろうが。。。
それでも、念のためとバッグに入っているんだろうな、10枚(^_^;)