公開日:2000.12.24 最終更新日:2020.07.14
- 場所
- 半田市亀崎海浜公園
- コメント
自然な写真・見ていて安心な写真というのは、35mmカメラであれば35mm~50mm前後の焦点距離のレンズで、なおかつ人間の目線で撮った写真ではないでしょうか。ですから、最近のカメラは普通の人が普通に撮れば、間違いなく普通の写真が撮れるようになっています。
記録写真や型式写真では、撮影対象物が実際のプロポーションとかけ離れてしまってはマズイです。ですから、私も「山車祭り写真館」に使う画像は普通に撮ります。
ところが、少し写真をカジってしまうと、それが物足りなくなるようで、他人様とは違った写真を撮ってやろうと、遠くから・近くから・右から・左から、色んな角度で撮ってみたくなります。(腕に自信の無い人ほどバタバタしてしまうようです。。。本当に巧い人は普通にとっても十分魅力的な写真が撮れるものなのですが)
その中に、いわゆるローアングル・ハイアングルというものがあります。普段の人間の目線と違う角度で見ることになりますから、ちと大げさにいうと非日常性な写真が撮れるわけです。彼女をローアングルから撮った写真を「足が長く見えるね」って渡した途端「私の鼻の穴はこんなに大きくないわよ!」ってパンチが飛んできたりします。そうなんです、気をつけないと鼻毛が写ったりしますから。
私も無い知恵を絞って色々な角度からチャレンジしてみるのですが、nova式撮影アングルという格調高い学術的分類法がありますが、これは次回のお楽しみ。(以下次回に続く)
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上の写真は、ローアングルで撮ったもの。普通に撮るとこのようになりました。

