第22回 撮影技法

 公開日:1999.07.24  最終更新日:2020.07.14

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場所
武豊町武雄神社
コメント

一般的に祭りは年1回ですね。たった1度のチャンスを逃すと、1年待たないとならなくなります。ですから撮影は失敗したくありません。
でも、私はその数少ないチャンスを練習の場にしてしまうことがありますから、失敗すると悲惨です。脇障子の画像の無い彫刻紹介ページとか、もっと酷いのは山車の正面画像の無いページもあったりします。
上の写真は、武雄神社の参道入り口に陣取り、次々に宮入りする勇壮なシーンを狙った一部です。どうすれば迫力あるシーンを撮れるか色試してみました。

壱 高速シャッターで一瞬の動きを静止させて撮影。ジャストタイミングで撮ったつもりでしたが、前梶が上げた腕が顔の表情を隠してしまい失敗作。

弐 目の前を通り過ぎる山車の躍動感を狙い低速シャッターで撮影。背景にある桜の木も意識してフレーミングしたのですが、イマイチ。

参 よくあるテクニックです。いわゆる流し撮りですね。難しいようでやってみると以外に簡単に撮れますが、本当は難しい(どっちなんだ)
完成写真として見ると、梶棒が真ん中にきてしまい画面を2分割、おまけに主題が真ん中にあってコレも失敗作。(足がブレていないのには秘密が…)

いやあ、写真って難しいですね…