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力神展
口をへの字に曲げ、檀箱を下から支えたり、檀箱の隅から逞しい体で睨みをきかす力神たち。
知多の山車彫刻で多く見られる力神ですが、最初に取り入れられたのは亀崎『力神車』でした。亀崎望州楼三代目・成田新左衛門が遠州秋葉山に参詣した折りに、山門にある力神を見て感銘し諏訪の立川和四郎富昌に依頼したものす。和四郎が完成したこの力神を背負って諏訪から亀崎を訪れたのは、文政10年(1827)のことでした。
その後立川はもちろんの事、立川流の手法を取り入れた初代彫常らによって実に多くの力神像が彫られました。また地元尾張の町方彫師瀬川治助父子による力神も見ることが出来ます。
これが全てではありませんが檀箱・持送りの力神を集合させてみました。彫工による作風の違いなどお楽しみ下さい。
02/05/08追加・・・小鈴谷白山車、河和北組、多屋海椙車、西成岩敬神車
『遠州福田の祭り屋台』のNORI2さんにもご協力いただき、「力神特集」をお願いしました。こちらもご覧下さい。
お詫び
まだまだ多く残されていますので、順次追加予定です。また、壇箱や持送りの力神は左右2体で一対になっていますが、種々の事情により一部片側のみ掲載しておりますがご了承下さい。






