公開日：2000.07.15 最終更新日：2020.07.14
- 場所
- 西春日井郡西枇杷島町
- コメント
何と、艶めかしくも幾何学的な姿態を披露してくれていることか。えっ！どんな神経してるんだって？
森羅万象、極限状態が一番美しいものです。とある地方の西枇杷島祭です。朝からどんよりとしていた空から、ついにこらえきれず雨が降り出しました。折から支度中だった某泰亨車も慌てて山車に合羽を被せることと相成りました。「おーい、屋根下ろせ」「あいよっ」となるはずでしたが。。。。と、ここまでは想像です。私は近くの新幹線のガード下で雨宿りしていましたから。
ただならぬ様子を嗅ぎ取り、雨の中を私がのこのこ出かけてみると。
屋根がものすごく不自然に首をかしげていました。そのうち、一段と傾きが急に。山車の真下に居た私もさすがに逃げました。
で、そのあと撮ったのがこの1枚です。雨が降っていたのと、町内の皆さんが一生懸命修正していましたので、気の小さい私は気の毒になり、撮ったのは1枚だけ。
えっ。嘘だって？
「本当ですよ。デジカメを見せましょうか。ホラ」
「嘘付き。アングル変えて6枚も撮ってるじゃないですか。全く油断ならない人なんだから。」
そんなこと言われても、こんな素晴らしい被写体は数年に1度あるかないかのシャッターチャンスなのですから。