第6回 路上駐車

 公開日:2000.02.11  最終更新日:2020.07.14

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場所
名古屋市中村区名駅5丁目
コメント

ここは名古屋駅から近い中村区名駅5丁目の広井神明社です。上の2枚の写真は二福神車で左側の写真は通常の保管状態です。
『さや・山車倉』のコーナーでも紹介しておりますが、山車保管庫の奥行きが梶棒より短いために梶棒をとりつける(棒締め)と保管庫に収まらなくなります。
それで、祭りの1週間前に保管庫から曳き出され棒締めを行いますと、それから1週間は神明社脇の路上に写真のような状態になります。またその翌週の名古屋まつり山車揃えにも参加するために、祭り終了後名古屋まつりまでも同じく…
年間2週間は路上暮らしの山車ですね。(お隣の紅葉狩車も同じです)
また、秋は台風シーズンです。平成10年の名古屋祭りの前夜にも大きな台風が名古屋を直撃しました。怖かったでしょうね人間なら。でも、二福神車と紅葉狩車は何事もなかったかのように市役所に勇姿を見せてくれたのですよ凄いですねぇ。
昔は山車の中で泊り込んでいたといわれますが、棒締め後シート掛け・祭り土曜日朝シート外し大幕掛け・夜大幕外し・シート掛け・日曜日朝シート外し大幕掛け・夜大幕外し・シート掛け・名古屋祭り朝シート外し大幕掛け・午後梶棒を外してやっと保管庫に収めるのです。気の遠くなるような手間です。イヤイヤ大変ですね。関係者の皆様にはホント頭が下がる思いです。
1番の解決法は、あとほんのちょっとだけ、梶棒の長さだけある…を確保することでしょうが、お高いんでしょうね。あのあたりの土地…
保管庫のお隣に最近マンションが建ちましたが、負けるな二福神車!
ちなみに、この道路は駐車禁止なのですが、そういえば山車は法規上何になるの?